Qlingo をご利用中のお客さまから、ウェブページの翻訳はできないか……といったご要望をいただいておりました。サービス開始当初からの懸案事項ではあったのですが、この度、簡易的な手法ではありますが、任意のウェブページを翻訳できる機能を追加しました。
ご利用方法はとても簡単です。翻訳したいウェブページの URL をプロジェクト作成フィールドに記入して、送信するだけです。
例えば、https://blog.opensource.org/gnome-patent-troll-stripped-of-patent-rights/ のページの翻訳をしたい場合は、ブラウザの URL 欄から対象となるページの URL をコピーします。この URL を右図のように プロジェクト作成フィールドにペーストします。
入力が完了したら、いつもどおり テキストの抽出 をクリックします。
右図のような確認画面が表示されますので、はい をクリックします。
† : 指定した URL は、Microsoft Word の Word 文書 (.docx) として保存されます(原文ファイルも訳文ファイルも Word 文書 (.docx) として翻訳完了後にダウンロードできます)
ここからは、言語ペアの指定 / プロジェクトの確認……の Qlingo のいつもと同じステップを経て、翻訳を開始します。翻訳が完了したら、プロジェクト一覧 の画面に以下のように表示されます。
† : 1 行めの プロジェクト名 = GNOME patent troll stripped of patent rights が、指定した URL のプロジェクトになります
指定した URL の翻訳をおこなったプロジェクト名の直後には、 のアイコンが表示されます。
直接入力した原稿の翻訳であれば が、PDF 原稿の翻訳であれば が、各プロジェクトのファイルタイプとして表示されるのですが、指定した URL の翻訳であれば、 が表示されます。
この はクリック可能で、クリックすると左図のような画面で、どの URL を翻訳したのかを確認できます。
任意の URL の翻訳をしたい場合は、この URL 翻訳 の機能をご活用ください。
ご注意事項 :
この URL 翻訳 には、いくつか制限がありますので、ご注意ください。
- HTML などで記述されたファイルを投入しての翻訳はできません
- 画像のみの URL を投入しての画像の翻訳はできません(指定の URL に含まれる画像は、訳文ファイルにも含まれますが、画像の翻訳はおこないません)
- UTF-8 以外の文字コードで作成されたウェブページの翻訳はできません
- 閲覧に認証が必要なウェブページの翻訳はできません
- 指定したウェブページに大量の文字が存在する場合、処理がタイムアウトする場合があります