Qlingo ニューズレター > #020 : PDF 分割機能の使い方

Qlingo では、PDF ファイルの翻訳も可能です。ただ、ページ数が多すぎる場合などは、翻訳前の処理でタイムアウトが発生して、翻訳ができない場合もあります。タイムアウトが発生した場合、以下のような画面が表示されます。
Qlingo : Qlingo ニューズレター > #020 : PDF 分割機能の使い方 : アラートメッセージ 01

このようなときにお使いいただきたいのが、PDF 分割 機能です。上記の画面の右下に表示された PDF 分割 に進むクリックすると、以下の画面が開きます。
Qlingo : Qlingo ニューズレター > #020 : PDF 分割機能の使い方 : PDF 分割

この状態で PDF ファイル をドラッグ・アンド・ドロップ、または ファイルを選択 をクリックして、翻訳原稿ファイルを選択すると、以下のような画面になります。
Qlingo : Qlingo ニューズレター > #020 : PDF 分割機能の使い方 : PDF 分割 - 単一ページ #01

画面下部のラジオボタンで 単一ページ が選択された状態のまま、PDF を分割 をクリックすると、全ページが 1 ページずつの PDF ファイルに分割されて、ZIP ファイルとしてまとめてダウンロードされます(上記の PDF の場合は、faradayCandle_split.zip のファイル名になります)。ZIP ファイルを展開すると、faradayCandle_001.pdf / faradayCandle_002.pdf / faradayCandle_003.pdf……faradayCandle_056.pdf の 56 個のファイルが得られます。
: このサンプルファイルは、こちらからダウンロードできます

これらのファイルをそのまま翻訳することもできますが、ページ数が多くなりすぎて、すべてのページを翻訳するには、手間がかかりすぎてしまいます。その手間を回避するためには、何ページずつかに分割して、翻訳をおこなうのがよいでしょう。

このサンプル PDF は、LECTURE I 〜 LECTURE VI に章立てされています。最初の LECTURE I のみを翻訳したい場合、LECTURE I の pp. 5 – 13 を元ファイルから切り出すことになります。この場合は、ラジオボタンで ページ指定 を選択します。すると、その下に ページ範囲 が表示されますので、ここに 5-13 と入力し、PDF を分割 をクリックします。すると、PDF の分割処理がスタートし、ZIP ファイルがダウンロードされます。そのファイルを展開すると、faradayCandle_005-013.pdfpp. 5 – 13 のファイルがだけ得られます。
: この LECTURE I だけの pp. 5 – 13 の PDF は、こちらからダウンロードできます
Qlingo : Qlingo ニューズレター > #020 : PDF 分割機能の使い方 : PDF 分割 - ページ指定 #01

これ以外にも pp. 1-10 / 11 – 20 / 21 – 30……のように 10 ページ単位に分割したいといったこともあるでしょう。例えば、先ほどもご案内したようにサンプル PDF は、LECTURE I – VI の 6 章の章で構成されています。

  • LECTURE I : pp. 5-13
  • LECTURE II : pp. 14-20
  • LECTURE III : pp. 21-29
  • LECTURE IV : pp. 30-37
  • LECTURE V : pp. 38-47
  • LECTURE VI : pp. 48-56

このような場合は、ページ指定で、以下のように指定していただくと、章ごとのファイルに分割可能です。
: この分割結果は、こちらからダウンロードできます
Qlingo : Qlingo ニューズレター > #020 : PDF 分割機能の使い方 : PDF 分割 - ページ指定 #02

Qlingo : Qlingo ニューズレター > #020 : PDF 分割機能の使い方 : PDF 分割 - Qlingo メニューPDF 分割 の機能だけをお使いになる場合は、Qlingo メニューPDF ツール をクリックしてください。

最初に表示されるのは、PDF ツール のうち、PDF → MS Office 変換 なのですが、頁上部のタブをクリックすると、PDF → MS Office 変換 のページに遷移します。

Qlingo で翻訳しようとしてもタイムアウトになってしまう場合、PDF のうち一部のページのみを翻訳したい場合などにご活用いただければと思います。