Qlingo は、ファイルを登録して、そのままのファイル形式で訳文を得られるファイル翻訳が無制限に使えるのが特徴のひとつです。同時に一般的な翻訳サービス同様、翻訳したいテキストを直接タイプして翻訳(以後、直接入稿と呼びます)することも、もちろん可能です。
先月(2021/10)の翻訳リクエストのうち、それぞれの割合は、
- 直接入稿 : 37.87%
- ファイル入稿 : 62.13%
……でした。直接入稿のリクエストは、全翻訳リクエストの 4 割弱あり、思った以上によく使われています。
直接入稿の場合、ユーザは、
- プロジェクト作成 画面から直接原稿を投入し、翻訳を開始
- 翻訳完了後にプロジェクト一覧から をクリックし、訳文ファイル(テキスト形式)をダウンロード
- ダウンロードした訳文ファイルをメモ帳などのテキストエディタで開く
- 訳文の全文をコピーして、(メールにペーストするなど)他のソフトウェアにペーストして使用
……といったステップを踏んでいらっしゃるのかと思われます。
翻訳が終わったら、訳文ファイルをダウンロードして、それを開いて、全文をコピーして、ペースト……と実際のご利用までの手間が煩雑になってしまいます。
ご利用中のお客さまからご意見をいただき、訳文をコピーする機能を追加しています。
翻訳完了後にクリックできるアイコンがいくつかありますが、ここに のボタンを追加しました。
翻訳完了後に をクリックすると、
……と表示されて、訳文がコピーされた状態になります。あとは、メールや他のアプリケーションにペーストするだけです。
原文が、
先日はお忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました。
前回お話しさせていただいた案件について、上司からの承認が出たため、予定通り進めさせていただけたらと思っております。
……であれば、翻訳完了後に プロジェクト一覧 で、このプロジェクトの をクリックするだけで、
Thank you very much for your time during your busy time the other day.
I would like to proceed as scheduled because my supervisor approved the matter that I mentioned last time.
……の訳文がコピーされます。
テキストの直接入稿から翻訳をされた場合は、ぜひお試しになってみてください。
† : この機能は、テキストの直接入稿だけでなく、ファイル入稿でも使えますが、シンプルに文字だけのコピーになり、太字や下線、フォントの大きさなどのスタイルはコピーできませんので、ご注意ください