Qlingo で翻訳をおこなうことを プロジェクトの作成 と呼んでいます。このプロジェクトの作成をおこなうと、そのプロジェクトごとに
- プロジェクト ID
- プロジェクト名
- 言語ペア
- ワード数
……が記録されます。今回は、この プロジェクト名 について見てみましょう。
例えば、
先日はお忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました。
前回お話しさせていただいた案件について、上司からの承認が出たため、予定通り進めさせていただけたらと思っております。
……という原文を、直接 プロジェクト作成 画面にタイプして、プロジェクトを作成すると、
- 先日はお忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました。 前回お話しさせていただいた案件について、上司からの承認が出たため、予定通り進めさせていただけたらと思っております。
……が プロジェクト名 として記録され、プロジェクト一覧 ページに反映されます。
Microsoft Word で同じ原稿を記述し、保存しようとした場合、最初に提案されるファイル名は、ファイル中の記述の冒頭の一部を採用して 先日はお忙しい中.docx になります。
Qlingo もこれと同じような感じで、直接入力された文字列の冒頭 150 文字が プロジェクト名 として記録されます。
† : 先日はお忙しい中.docx のファイルでプロジェクトの作成をおこなった場合のプロジェクト名は、ファイル名が採用されて 先日はお忙しい中 となります
もうすこし長い原稿で、
先日はお忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました。
前回お話しさせていただいた案件について、上司からの承認が出たため、予定通り進めさせていただけたらと思っております。今後のお打ち合わせですが、弊社側はリモート勤務のメンバーが多いため、可能であれば zoom や teams などで実施させていただければと考えております。
ご返信お待ちしております。
……の場合だと、プロジェクト名 は、
- 先日はお忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました。 前回お話しさせていただいた案件について、上司からの承認が出たため、予定通り進めさせていただけたらと思っております。 今後のお打ち合わせですが、弊社側はリモート勤務のメンバーが多いため、可能であれば zoom や teams などで実施させ
……となります(冒頭 150 文字め以降は割愛されます)。
この 2 つを プロジェクト一覧 で見た場合、以下のように表示されます。
原文が何だったかを知るにはわかりやすいとは思いますが、プロジェクト名 がちょっと長すぎるかもしれません。
また、訳文をダウンロードした場合、プロジェクト名の先頭 100 文字までが訳文ファイル名に含まれます。
そうした場合、どちらのプロジェクトも
- [T]先日はお忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございました。 前回お話しさせていただいた案件について、上司からの承認が出たため、予定通り進めさせていただけたら.txt
……になってしまい、そもそもファイル名が長すぎることに加え、どちらがどちらかなのかが、わかりにくくなってしまいます。
こうした場合には、プロジェクト名を変更してみてはいかがでしょうか?
プロジェクト名をクリック すると、プロジェクト名を編集 のウィンドウが表示されます。
ここで、
……のように編集して、 をクリックすると、
……のように表示されます。
この状態に変更した場合、ダウンロードできる訳文ファイルも
- [T]ABC社:打ち合わせお礼.txt
……のファイル名となります。
逆に プロジェクト名 を変更した結果、あれ?このプロジェクトの原文ってなんだったっけ?……となってしまった場合は、プロジェクト ID をクリック をしてみてください。
このように 原文の冒頭の一部を閲覧 することができます。
普段、あまり意識されることもない プロジェクト一覧 かもしれませんが、必要に応じてプロジェクト名の編集機能をお使いいただくと、より便利にお使いいただけるかもしれません。
NOTE :
プロジェクト名 は、 プロジェクトの作成(翻訳)の直前にも決めることができます。原文をプロジェクト作成画面に投入したあとに表示される プロジェクトの確認 画面にある プロジェクト名 セクション(下の画像の緑色でハイライトした部分)に入力してから プロジェクトの作成 をクリックすると、プロジェクト名 に入力した内容で プロジェクト一覧 に登録されます。